プログラミングを始めたいけれど、「何から手を付けていいか分からない」「エラーが出たらどうしよう」と不安に思っていませんか?
ご安心ください。AIを使えば、まるで熟練のエンジニアが隣にいるかのように、あなたのプログラミング学習や開発を強力にサポートしてくれます。
今回は、AIを活用してプログラミングをするための具体的な手順を、週に100時間AIを使うAIエンジニアである私が一つずつ丁寧に解説していきます。
ステップ1:AIに「目的」を伝える
まず、あなたが作りたいものや、解決したい問題をAIに伝えます。この時、できるだけ具体的に伝えることが重要です。
【AIへの指示の例】
- ✖︎ 「ゲームを作りたい」
- 〇 「Pythonを使って、数字当てゲームを作りたいです。プレイヤーが1から100までの数字を当てるまで、ヒントを出しながら繰り返すプログラムを書いてください。」
このように具体的に指示することで、AIはあなたの意図を正確に理解し、より適切なコードを生成してくれます。
AIとは、あなたの送った文章をもとに考えます。
あいまいな指示でも動いてはくれますが、より具体的に指示することであなたのイメージをそのまま具現化できます。

ステップ2:生成されたコードを「理解」する
AIは瞬時にコードを生成してくれますが、ただコピペするだけではいけません。生成されたコードを「なぜこのコードで動くのか」を理解することが、あなたのプログラミングスキルを向上させる鍵です。
【AIへの質問の例】
- 「このプログラムの中で、
if __name__ == "__main__":という部分は何を意味しますか?」 - 「このfor文は、どのような処理をしていますか?」
AIは、あなたが理解できるまで、何度でも丁寧に解説してくれます。これを繰り返すことで、あなたはプログラミングの「考え方」を自然と身につけることができます。
最近はプログラミングスクールへ通ったり、教材を買って勉強するほかに、「AIに勉強を教えてもらう」という方法もよくとられています。
実際、私も駆け出し時代はAIと何度も対話を重ねて、勉強をしておりました。
それでも、AIの扱いは難しく、内容が伝わっていなかったり、まだ完全に制御することができないのが現状です。
そのため、根気よくAIと対話をしましょう。
根気よく対話をすることで、AI自身にデータが蓄積されていき、内容もまとまってきます。
そうして私は今までできないことを可能として成長してきました。
ステップ3:エラーが出たら、AIに「相談」する
プログラミングにエラーはつきものです。エラーが出ても焦る必要はありません。エラーメッセージをそのままコピーしてAIに貼り付けてみましょう。
【AIへの質問の例】
- 「このプログラムを実行したら、
NameError: name 'x' is not definedというエラーが出ました。原因と解決策を教えてください。」
AIは、エラーの原因を瞬時に特定し、解決策を提示してくれます。なぜそのエラーが起きたのかを合わせて解説してくれるので、同じミスを繰り返さなくなります。
もちろんAIも万能ではありません。
エラーだけを送ったりしても間違うこともよくあります。
しかし、その時はプログラミングコードとエラー内容を一緒に貼りましょう。
そうするとAIはコードとエラーを結び付けて解析します。
ステップ4:AIを「壁打ち相手」として活用する
AIは、プログラミングの学習や開発において、最高の壁打ち相手になります。
- 新しい技術の相談: 「このプロジェクトには、どのデータベースを使うべきですか?」といった技術的な相談をすることで、AIは複数の選択肢と、それぞれのメリット・デメリットを教えてくれます。
- アイデアの相談: 「Webサイトのレイアウトをどうすればいいか?」といったデザインやアイデアの相談をすれば、AIは様々な視点からアドバイスをくれます。
AIとは、あなたになかった発想を補ってくれたり、あなた自身の思考能力の向上の手助けになります。
まとめ:AIと共創するプログラミング
AIは、プログラミングのハードルを大きく下げてくれる、素晴らしいツールです。
- AIに目的を伝える
- コードの意味を理解する
- エラーが出たら相談する
- 壁打ち相手として活用する
これらの手順を実践することで、あなたはプログラミングをより楽しく、効率的に学ぶことができます。
AIをあなたのプログラミングの強力なパートナーとして活用し、あなたのアイデアを形にしてみませんか?
次の記事では、AI別でプログラミング能力を紹介しております。
→結局どのAIでプログラミングすればいいの?【目的別おすすめAI解説】



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