リフレッシュレートとは?60Hz・144Hz・240Hzの違いを徹底解説

PC・ハードウェア

PCモニターの仕様で「Hz(ヘルツ)」という単位を目にしたことはありませんか?これは「リフレッシュレート」と呼ばれるもので、モニターの性能を語る上で非常に重要な要素です。

今回は、リフレッシュレートの基本から、60Hz・144Hz・240Hzといった具体的な数値が、ゲームや動画鑑賞にどう影響するのかを徹底的に解説します。


リフレッシュレートとは何か?

リフレッシュレートとは、モニターが1秒間に画面を何回書き換えるかを示す数値です。

例えるなら、パラパラ漫画の1秒間の枚数です。

  • リフレッシュレートが高い = 1秒間に表示される枚数が多い
  • リフレッシュレートが低い = 1秒間に表示される枚数が少ない

この数値が高いほど、映像はより滑らかで、カクつきのない動きに見えます。

60Hz・144Hz・240Hzの違いは「滑らかさ」

リフレッシュレートの数値は、あなたのPC体験を劇的に変えます。

1. 60Hz:一般的なモニター

私たちが普段使っているPCモニターやテレビの多くは、60Hzです。

  • 特徴: 1秒間に60回画面を書き換えます。
  • 用途: Webサイトの閲覧、YouTubeなどの動画視聴、文書作成といった一般的な作業には十分な性能です。
  • 注意点: 動きの速いゲームでは、残像やカクつきを感じることがあります。

2. 144Hz:ゲーミングモニターの標準

ゲーミングモニターを選ぶ際の、最初の基準となるのが144Hzです。

  • 特徴: 1秒間に144回画面を書き換えます。60Hzの2倍以上の滑らかさを実現します。
  • 体感: ゲーミングモニターを初めて使う人は、画面の「ぬるぬる」した動きに驚きます。ゲームだけでなく、マウスカーソルの動きやスクロールまで滑らかに感じられます。
  • 用途: FPSやアクションゲームなど、動きの速いゲームを快適にプレイできます。

3. 240Hz:プロゲーマーも使うハイスペックモデル

240Hzは、より高いレベルでのゲームプレイを求める方向けのハイスペックモデルです。

  • 特徴: 1秒間に240回画面を書き換えます。144Hzよりもさらに滑らかな映像を実現します。
  • 体感: 144Hzとの違いは、一般的な人には分かりにくいかもしれませんが、プロゲーマーやFPSゲームをやり込んでいる人にとっては、わずかな差が勝敗を分けます。
  • 用途: わずかな遅延も許されないプロレベルのゲーマーや、最高峰の環境でゲームを楽しみたい方におすすめです。

結論:リフレッシュレートはPC体験を変える

リフレッシュレートは、ゲームだけでなく、PCのあらゆる操作の快適さに影響します。

もしあなたが、今よりも快適にPCを使いたい、ゲームを有利に進めたいと考えているなら、リフレッシュレートの高いモニターを選ぶことを強くおすすめします。

次の記事ではモニターのパネルについて解説しています。

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