こんにちは。私はAIエンジニアとしてゲームから音声・動画編集、プログラミングまで、幅広い用途でPCを使っています。PCの購入を検討しているけれど、何から手をつけていいか分からないという方は多いのではないでしょうか。
今回は、デスクトップPCの購入を検討している方に向けて、価格帯ごとに何ができて、どんな人に合っているのかを徹底的に解説します。私のPCの構成(NVIDIA GeForce RTX 4060 Ti 16GB、RAM 128GB)も参考にしながら、一緒に最適なPCを見つけましょう。
1. 予算5万円~10万円:まずはPCを試してみたい人向け
この価格帯のPCは、いわゆる「エントリーモデル」です。家電量販店やオンラインショップで手軽に購入できます。
- できること:
- 日常的な作業: インターネットでの調べ物、YouTubeやNetflixでの動画視聴、SNSの利用、メールの送受信といった基本的な作業は問題なくこなせます。
- 文書作成: WordやExcelといったOfficeソフトを使った簡単な文書作成や表計算も可能です。
- Web会議: ZoomやGoogle Meetを使ったオンラインでの会議や授業もスムーズに行えます。
- 注意点: 複数のアプリを同時に開いたり、高画質な動画編集をしようとすると、動作が重くなることがあります。最新のPCゲームをプレイすることは難しいでしょう。
- 向いている人:
- PCを初めて購入する方。
- インターネットやメール、簡単な文書作成が主な用途で、PCに高い性能を求めていない方。
- とにかく安くPCを手に入れて、PCというものがどういうものか試してみたい方。
2. 予算10万円~15万円:多くの人が満足できるPC
この価格帯は、コストパフォーマンスが非常に優れており、「これを選んでおけば間違いない」と言える万能モデルです。
- できること:
- 快適なマルチタスク: Webブラウザで複数のタブを開きながら、動画を視聴したり、Officeソフトを使ったりといった、複数の作業を同時に行っても、スムーズに動作します。
- 動画視聴・軽いゲーム: 4K画質の動画を快適に視聴でき、マインクラフトやインディーゲームといった比較的軽いPCゲームであれば、ストレスなく楽しめます。
- クリエイティブな活動の第一歩: 写真の簡単な編集や、YouTubeにアップロードするような短時間の動画編集も、ある程度は可能です。
- 向いている人:
- 日常的な作業だけでなく、趣味で様々なことにPCを活用したいと考えている方。
- PCゲームを始めてみたいが、高価なゲーミングPCには手が出せない方。
- PCの動作が遅くなるストレスを感じたくない方。
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3. 予算15万円~25万円:趣味や本格的な作業をしたい人向け
ここからが、PCの性能を本格的に追求する領域です。
- できること:
- 本格的な動画編集・デザイン: 4K動画の編集や、Adobe Premiere Pro、Photoshopといったプロ向けのソフトも快適に動作します。複数のレイヤーを重ねた複雑なデザイン作業もスムーズです。
- 本格的なPCゲーム: Apex LegendsやVALORANTといった人気のFPSゲームや、最新の3Dゲームも高設定で快適にプレイできます。GPUにNVIDIA GeForce RTX 4060 Ti 16GBのような高性能なグラフィックボードが搭載されていることが多いです。
- 快適な作業環境: メモリも16GB以上が標準となり、アプリをたくさん立ち上げても動作が重くなることがほとんどありません。
- 向いている人:
- 動画クリエイター、デザイナー、イラストレーターを目指す方。
- PCゲームを高いクオリティで楽しみたい方。
- PCの動作速度に妥協したくない、作業の効率を最大限に高めたい方。
4. 予算25万円以上:プロフェッショナルやPCの究極を求める人向け
この価格帯は、特定の目的のために最高の性能を求める人向けです。
- できること:
- 究極のクリエイティブ作業: 8Kのような超高画質動画の編集や、Blender、Mayaといったプロ向けの3DCG制作ソフトもスムーズに動作します。レンダリング(動画や画像の最終出力)にかかる時間を劇的に短縮できます。
- 最高設定でのゲームプレイ: 最新のゲームを最高画質、最高設定でプレイしても、フレームレートが落ちることはまずありません。
- 複数のディスプレイ接続: 複数のディスプレイを接続して、膨大な情報を同時に表示させながら作業することも簡単です。
- 向いている人:
- プロの動画クリエイター、CGデザイナー、建築設計者。
- PCの動作速度に一切の妥協をしたくない、最高の環境を手に入れたい方。
- 将来性を見越して、最高スペックのPCを手に入れておきたい方。
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購入前に知っておくべきこと
PCの性能は、主に以下の3つのパーツで決まります。
- CPU(中央演算処理装置): PCの「脳」にあたる部分です。PCの処理速度全体を左右します。IntelのCore i5、i7、i9や、AMDのRyzen 5、7、9といったモデルがあり、数字が大きいほど高性能です。
- GPU(グラフィックボード): 映像やグラフィックの処理を専門に行うパーツです。特にゲームや動画編集、3DCGといった作業では、CPUよりもGPUの性能が重要になります。NVIDIAのGeForceシリーズや、AMDのRadeonシリーズが有名です。
- メモリ(RAM): PCが一時的にデータを置いておく「作業スペース」です。メモリの容量が大きいほど、同時にたくさんのアプリやファイルを立ち上げても動作が安定します。一般的な用途であれば8GB、本格的な作業であれば32GB以上が推奨されます。
私の場合は用途、そしてスペックも含め4に該当するため、一般的には高性能PCに該当し、その分かなり作業が快適となっております!
パソコンは本体だけでは動きませんが、本体性能が一番重要になってきます。
ご自身の用途に合わせて、ネット通販やお店で選びましょう!


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